エポカル的紫外線対策

UVクリームを塗る、UVカット素材を選ぶ、そんな方法ももちろん大切ですが、ちょっとした工夫で上手な紫外線対策を

続けることができます。しっかりガードを1日だけではなく、生活の中に取り入れた自然な紫外線対策をお勧めします。

1.朝イチ、夕方の活動のススメ

1日の中で紫外線量は変化します。特に10時~15時は紫外線量が多い時間。夏は早起きをして少し早めに動き始め、日中は室内で過ごし、夕方涼しくなって出かけましょう。生活リズムをずらすだけでも有効なUV対策です。

2.UVカットクリームの選び方

SPFの強いクリームはそれだけ肌への負担も大きいもの。SPFとは数値が1上がると20分日焼けを遅らすことができるという目安。SPF15だと20×15=300分日焼けを遅らすことができます。ただ、この数値はかなりしっかりとした量を塗った場合。ましてや、汗をタオルで拭いたりしたら取れてしまいます。一番上手なのは活動にあったUVクリームを選び、さらにマメに塗りなおすことです。そして、忘れてはいけないのは毎日ちゃんと落とすこと。せっかく紫外線対策をしてもお肌の負担が大きければ美肌を保つことはできません。

3.自然のUVカット『日陰』の活用を

紫外線が強いから出かけない!ことも中々難しいですね。そんな時は自然がつくるUVカット『日陰』を

上手に活用しましょう。同じ道でも影になるほうを歩く、公園遊びも真昼間だけ木の下での遊びを勧めてあげる。ベビーカーのほろや日傘を上手に活用する。

日陰を探す、作ることでかなり日焼けを防げます。

ただ、真っ白な路面は要注意。紫外線が跳ね返ってくることを忘れずに


4.帽子の選び方

一言に帽子といっても、ただ頭にのせればいいのではありません。たとえば大人の場合、つばの角度が地面に対して平行であれば、つばの長さが7cm以上で顔に当たるUVは60~70%軽減されるというデータがあります。子どもの場合は、つばが長すぎると視界がさえぎられたり、帽子がずれたりして使いずらいので、つばの角度が顔を効率よく日陰にする設計のものを選びましょう。そして、小さいときからお出かけの合図として上手に活用してください。無理にかぶせるのではなく、被りたくなる工夫を。

5.UVカット素材の見極めを

今はUVカット機能のあるお洋服が沢山あります。お値段もピンきりで何が違うの?やはり違うのです。UVカット素材には、出来上がってから加工したものと、もともとの素材がUVカットのものがあります。加工はいろんな形に施しやすいのですが、どうしても後付のためお洗濯を繰り返すと落ちてしまいます。素材はそれなりにお値段もしますが、布が劣化しない限りUVカット率が落ちません。だから、長く着ていただけます。また、上着1枚でサッとガードするのか、お洋服と小物を合わせて部分別にガードするのかという選択もあります。どうしても暑い夏に着用するウエアなので、上手に選んで心地よい紫外線対策をしましょう。